雨濡れ耐性は?うちのGoogle Nest Camでテストしてみた結果

屋内でも屋外でも、雨でも晴れでも。

というのが謳い文句通り、Google Nest Cam(屋内、屋外対応 / バッテリー式)は本体が防塵・防滴設計になっています。

そんなわけで、私自身のGoogle Nest Camを使ってどこまで雨濡れに耐えられるのか実際にテストしてみました。

Google Nest Cam (バッテリー式)はIP54

その前にGoogle Nest Camの防塵・防滴レベルですが、技術使用を見ると「防水・防塵性能(IP54)」との記載があります。

このIP54がどの程度の性能なのか調べてみたところ、

埃・塵の入り難さ塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がない
水の入り難さあらゆる方向からの水の飛まつによって機器が影響を受けない

IP54の能力はこのくらいとのこと。

第一特性と呼ばれる防塵性能に関しては、ホコリやチリに関しては余程とんでくるような砂丘とか山の中とかに住んでいなければ関係ないでしょうが、Google Nest Camの防塵性能は最高が6に対して上から2番目に高い5でかなり保護力が強いようです。

第二特性と呼ばれる防水性能に関しては、最高が8に対して中程度の上から4番目

通常「防水」をうたう場合は5以上が必要になるそうなので、Google Nest Camは防水はうたえず、防滴どまりということになるらしい。

ちなみに、長時間の雨濡れに耐えるような使い方の場合は6、7、8程度の防水性能が必要なので、4はかなり心許ない性能。

というわけで、本来ならばGoogle雨に濡れない場所に設置するか、雨が長時間掛かりそうな場合は取り外して濡れない場所に保管しておくのがベストのようです。

うちのGoogle Nest Cam設置場所

この記事でもちょっと書きましたが、うちは屋外の風呂場横の雨樋パイプに設置しています。

屋根はあるものの、大きくせり出しているわけではないため、風向きによっては簡単に雨に当たってしまう場所です。

DIYで簡単な雨除けでも作れば良いのでしょうが、今のところは特に何もやっていません。

雨濡れさせてみた雨風の状態

  • 台風14号
  • 台風15号
  • 2022年10月7日

かなり長時間Google Nest Camを濡らしてしまったのがこの3回。

14号はかなり雨風が強かったため、結構濡らしてしまったと思います。

実は数日前から自宅におらず、取り外したかったのに物理的に外せなかったというのがオチ。

15号はそれなりに雨風は強かったものの、14号の時ほどではなかったと記憶しています。

この時は在宅していましたが、そのままにしてみました。

最後の10月7日ですが、この日も在宅していて、予想以上に雨風が酷く、風向きからも完全に長時間雨濡れしてしまっているのが分かりました。

取り込もうか迷いましたが、これで大丈夫なら今後も問題ないだろうとの判断であえて出しっぱなしにして完全にテストしてみることに。

っていうか、雨降るたびに取り外すのって面倒くさいんですよねー。

私は盗難に対処するように脚立がないと届かない高い位置に設置していますから、いちいちしまっている脚立を持ち出してきて取り外すのが面倒くさい。

Google Nest Camを雨濡れさせての結果

台風14号の時

一度目の台風後ですが、動作は全く問題なしでした。

うちのGoogle Nest Camは、この時が初めての雨濡れ(水濡れ)。

それ以前は屋根で防げそうな時はそのまま、ある程度強い雨の時や、風向きが悪くて降りかかりそうな時はいちいち取り外して室内に入れてました。

台風15号の時

台風14号のあの雨風で問題ないんだから全く問題ないでしょと思い、外に出しっぱなしにしてみていました。

この15号の時は雨はそれなりに降りましたが、風がそれほどでもなかったのと、3時間くらいで雨もやんだので、Google Nest Camは大した濡れていません。

充電不具合のGoogle Nest Cam
充電不具合のGoogle Nest Cam

翌日ちょうど充電する必要があったから取り外して室内で充電してみたのですが、なんと充電できなくなってしまいました

この写真のように、ケーブルを繋いで充電しているにも関わらず、

Google Nest Cam充電中
Google Nest Cam充電中

こんな感じ(Androidスマホの場合)のバッテリー残量が表示されません。

また、正常だと充電開始時に音が鳴るのですが、それも鳴らず。

なんどやっても充電できず、仕方がないから本体をリセットしてみたのですがダメでした。

おまけに通常はマグネット式取り付けプレート(土台)に取り付けないと動作しないはずのGoogle Nest Camが、土台から外しているのにライブカメラの映像を視聴可能になるという異常な動作も起こりました。

ライブ視聴中は緑のランプが点灯するのですが、この写真のように何故か土台を外しているのにライブ動画が観れてしまっています。

これはヤバいなということで、Googleに連絡する前に一応カメラやレンズをしまっておく防湿庫内に1時間ほど入れてみたところ、正常に充電も可能になり、おかしな症状も出なくなりました。

2022年10月7日

二度目の教訓もありましたから、室内に入れようかとも思ったものの、最悪故障しても良いかと考えそのままに。

結局雨が降るってだけでその都度取り外していたら上記した通り面倒くさいんで。

この時は在宅していて、かなり強烈な雨風が5時間くらい続いたと思います。

風向き的にも完全に降り掛かっていたはず。

でしたが、今回は全く問題ありませんでした。

バッテリーの充電も問題なく、おかしな症状も現れず、以降この記事を書いている10月11日現在まで何のトラブルも発生していません。

Google Nest Camを雨濡れはやめたほうが良い

やはり雨濡れは可能な限り避けたほうが良い

一応私が実験してみた結果としては、このような結論に達しました。

Google Nest Cam (バッテリー式)はIP54ですから、そもそも過度な雨濡れはNGと考えたほうが良さげですし。

ちょっと水濡れしてしまう程度なら問題ないものの、長時間降り掛かってしまう場合や、強い雨の時は素直に取り外して濡れない場所で一時待機させておくのがベストだと思います。

Googleも「防塵防滴」と言っているわけですしね。

ミラーレスカメラとかと同じ程度の防塵防滴性能くらいに考えると良さげ。

カメラの場合はオリンパスとかペンタックスのような例外もありますが。

ちなみに何であまり雨濡れしなかった台風15の時が一番状態が悪かったのかと自分なりに考えてみましたが、雨濡れというよりも湿度がダメだったのかな?と。

この時期は毎日のようにぐずついた天気が続いていて、湿度が高い日が続いていたから、それでちょっ

とおかしくなったのかな?とは。

もちろんあくまでも私自身の推測に過ぎませんが、調子が悪く感じたら一度防湿庫内に入れてみることをおすすめします。

実際、防湿庫に入れてみて乾燥させたら戻ったし。

防湿庫で個人的におすすめなのがこれ。

私はカメラやレンズが大量にあるからこれはサブのサブで使っていますが、このくらいのサイズは一台家に置いておくと色々便利です。

梅雨時のカビ対策として、カメラ類に限らず大事な物を適切な湿度管理で保管できるので。

Amazonのタイムセール祭りの時に毎回セール対象になるから、かなり安く買えます。

あと充電がダメなら充電の端子部分にこれを吹きかければ直る可能性があります。

この接点復活スプレーも1本家にあると便利です。

屋外で土台に取り付けた状態でも本体の充電端子部分って剥き出しになっているから、風向き次第では雨が吹きかかってしまったり、雨の日が続いたり湿度が高い日が続くと端子が軽く腐食するような感じで通電しにくくなるのかも。

本当ならここを塞ぐキャップとか付属していると良いんでしょう、カメラのホットシューカバーみたいな感じで。

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